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マツダ、ロシア工場停止 日本車全社が生産停止

マツダは10日、ロシアにある工場での生産を4月下旬までに停止していたことを明らかにした。マツダはロシア東部ウラジオストクに現地車メーカーのソラーズとの合弁工場を持つ。日本からの部品輸出を停止し、部品在庫がなくなり次第、生産を止めるとしていた。部品の残りがなくなったため、このほど生産を止めた。

日本車大手ではトヨタ自動車日産自動車、マツダ、三菱自動車いすゞ自動車の計5社がロシアに生産拠点を持つ。ロシアのウクライナへの侵攻を受け、トヨタと日産、いすゞは3月中に、三菱自は4月に稼働を停止した。ロシアに生産拠点をもつ国内自動車メーカーの全てが生産活動を停止したことになる。

欧州メーカーでもロシア事業の見直しが相次ぐ。ロシア国内で約3割の販売シェアを持つ仏ルノーは工場を停止し、現地車最大手のアフトワズへの出資見直しを検討している。

マツダは新型コロナウイルスの感染拡大を受けた中国の都市封鎖の影響で、5月にメキシコとタイの工場の稼働を一時停止することも明らかにした。取引先の部品会社の操業が止まり、電装品などの部品の調達が遅れるため。

同社は国内工場でも中国の都市封鎖による部品調達難で稼働日を減らしており、影響が拡大している。メキシコ工場は5月に6日間の停止を予定する。タイ工場は5月に4日間の稼働を停止する予定。

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