/

凸版印刷、トッパン・フォームズを完全子会社に 22年

凸版印刷は10日、ビジネス帳票などを手掛けるトッパン・フォームズをTOB(株式公開買い付け)で完全子会社にすると発表した。凸版はトッパン・フォームズ株の60.74%(議決権ベース)を保有している。2022年3月までに、約675億円をかけて残りの株式を取得する。DX(デジタルトランスフォーメーション)事業での重複投資を避け、効率化を進める。

買い付け期間は11日から12月23日まで。TOB価格は1株1550円で、トッパン・フォームズ株の10日終値である1022円を52%上回る。トッパン・フォームズは凸版傘下の子会社のうち国内唯一の上場会社だった。凸版は今回の完全子会社化で、国内市場での親子上場を解消することとなる。

凸版は23年10月をめどに持ち株会社体制への移行に向けた検討に入ることも発表した。グループ内で相乗効果を高め、注力事業であるDX分野の強化を狙う。

半導体の電子回路の原版となるフォトマスク事業は分割し、22年4月をめどに新会社を設立する。凸版が50.1%、投資ファンドのインテグラルが49.9%を出資する。半導体の需要変化に柔軟に対応できる体制を整える。フォトマスクをめぐっては半導体メーカーによる内製化が進んでいる。将来の需要増を見込んで凸版も外販メーカーとして製造に力を入れる。

凸版は22年3月期の連結純利益について、前期比56%減の360億円になりそうだと発表した。従来予想(62%減の310億円)から上方修正した。事業者や自治体の間接業務を請け負うBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)などが好調だった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン