ソニー、ロシア向けゲーム機・ソフト出荷停止

ソニーグループのゲーム子会社、米ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は9日(現地時間)、ゲーム機「プレイステーション(PS)」とソフトのロシア向け出荷を、オンライン販売を含めて停止したと発表した。ロシアのウクライナ侵攻を受け、ゲーム業界では米マイクロソフト、任天堂などがロシア向けのサービスを停止していた。SIEは「ウクライナの平和を求める」とコメントしている。
同日、一部の米メディア向けに発表した。ロシア向けのハード製品と、新作「グランツーリスモ7」も含めたソフトの出荷を停止した。ネット経由でソフトをダウンロードできる「PSストア」も、ロシア版の運営を止めた。
オンライン対戦用の「PSネットワーク」やクラウドゲーム「PSナウ」の利用の可否については「コメントできない」(ソニーグループ)としている。ソニーグループでは映画事業で、ロシアでの新作の劇場公開停止を発表している。

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