/

東宝の純利益4割増 22年2月期、コナンなど新作貢献

東宝は13日、2022年2月期の連結純利益が前期比40%増の205億円になる見通しを発表した。邦画アニメでは前期にヒットした「鬼滅の刃」の効果は薄れるが、「名探偵コナン」シリーズといった新作が収益に貢献する。海外で延期が相次いでいた洋画配給の再開も見込める。もっとも利益水準は新型コロナウイルスまん延前の20年2月期の半分程度にとどまっており本格回復にはまだ遠い。

今期の売上高にあたる営業収入は11%増の2140億円、営業利益は43%増の320億円を見込む。前期に「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」が興行収入で歴代1位を記録した。その反動が懸念されていたが、太古伸幸副社長は13日の決算会見で「今期作品のラインアップには自信がある」と影響は軽微だと話す。

3月に公開し、既に興行収入が70億円を突破した邦画アニメ「シン・エヴァンゲリオン劇場版」や4月16日公開予定の「名探偵コナン 緋色の弾丸」への期待が高いためだ。

一方、コロナ禍で消費動向はなお不透明だ。足元では上映中の飲食は可能になっているが、コロナ動向次第では再び映画館の営業が制限されるリスクがある。太古副社長は今期予想について「上期の8月末までは心理的な不安を含め影響は残るだろう」と保守的な計画を作成した。また「9月以降は消費活動も活発になり『ポストコロナ』を計画した」という。

同日発表した21年2月期の連結決算は、営業収入が前の期比27%減の1919億円、純利益が60%減の146億円。コロナ禍での映画館の全面休業などが響いた。

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連企業・業界

企業:

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン