石炭高騰でセメント苦戦 住友大阪の4~6月、最終赤字
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セメント大手の業績が落ち込んでいる。住友大阪セメントが9日発表した2022年4~6月期連結決算は最終損益が11億円の赤字(前年同期は27億円の黒字)だった。太平洋セメントは同日、23年3月期の連結純利益が前期比36%減の185億円になる見通しだと発表した。セメント生産で使う石炭の輸入価格がウクライナ情勢や円安で高騰し、採算が悪化している。
住友大阪の22年4~6月期は売上...
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