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東レ、22年3月期純利益2倍に上方修正

東レは9日、2022年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期の約2倍の930億円になる見通しだと発表した。従来予想を30億円上方修正した。自動車業界の減産で高機能樹脂などが影響を被るとして売上高にあたる売上収益は従来予想を300億円引き下げたが、持ち分法による投資利益の増加や海外子会社の減税施策が最終益を押し上げる。

売上収益は前期比18%増の2兆2200億円を見込む。自動車向けではエアバッグ用の生地や高機能樹脂が従来想定を下回る見通し。炭素繊維複合材料(CFRP)事業は主要取引先である米航空機大手ボーイングの生産が品質問題などを背景に停滞していることを受け、航空機向けが引き続き低調とみる。

一方で、家電向けのABS樹脂は原料と販売価格との利幅が想定よりも拡大。CFRPもスポーツ向けや風力発電翼向けなどは伸びるとして、事業利益は44%増の1300億円と従来予想を据え置いた。

阿部晃一副社長は同日の電話会見で、航空機向けCFRP事業について「下期は小型機用途を中心に販売量がやや回復する」と説明した。そのうえで新型コロナウイルス禍の需要低迷を受けて生産を休止していた米サウスカロライナ州のCFRP工場を「22年1~3月期に再稼働する計画だ」と明らかにした。

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