ホンダ、国内2工場で1割減産 車載半導体不足で

ホンダは9日、鈴鹿製作所(三重県鈴鹿市)と埼玉製作所の寄居工場(埼玉県寄居町)の2月の生産台数が、11月の計画に比べて1割減る見通しだと発表した。1月下旬時点の見通しでは、2工場とも通常稼働としていた。車載半導体不足や新型コロナウイルスの感染拡大で想定よりも部品入荷に遅れが出たという。
鈴鹿製作所では多目的スポーツ車(SUV)「ヴェゼル」や軽自動車の「N-BOX」などを、寄居工場ではミニバン「ステップワゴン」や「フリード」などを生産している。1月は鈴鹿工場では通常稼働だったものの、寄居工場では2割減産していた。
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