「新横浜線」の運賃、最大140円を基本運賃に加算

相模鉄道と東急電鉄は9日、2023年3月に開業する新路線「新横浜線」の運賃について、距離や運行コストなどから定めた基本運賃に、最大140円を加えたものにすると発表した。新線の整備費用の一部を利用者に負担してもらう。
東急線区間は新横浜―新綱島間で70円を加える。相鉄線区間は開通している西谷―羽沢横浜国大間で30円加算しているが、羽沢横浜国大―新横浜間も40円追加する。西谷―日吉間で乗車した場合は計140円の加算となる。
両社は沿線の将来人口や需要予測から加算金額を算出した。両社は将来、基本運賃だけにするかは「未定」としている。
「新横浜線」は相鉄線の西谷駅(横浜市)から東急線の日吉駅(同)までの5駅区間約12キロメートルで開業する。神奈川県央部から東京都心などへのアクセスが向上するほか、新横浜駅で東海道新幹線に接続するなど利便性が上がる効果が期待される。
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