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マクドナルドの1~6月、営業益最高 値上げも客離れ防ぐ

日本マクドナルドホールディングス(HD)が10日発表した2022年1~6月期の連結決算は、営業利益が前年同期に比べて1%増の174億円だった。1~6月期として過去最高益になった。3月に原材料高を受けて一部商品を値上げしたが、目玉商品で値ごろ感を打ち出すなどのキャンペーンも手掛けて客離れを回避し、売り上げを伸ばした。

10日のオンライン会見で、日色保・社長兼最高経営責任者(CEO)は「急激な円安の進行などコスト上昇要因が当初想定を上回っており、3月の値上げだけで全てのコスト上昇を吸収することは困難だ」と述べた。その上で、原材料高の経営への影響は大きく、さらに続けば一段の値上げを検討することも示唆した。

売上高は11%増の1682億円だった。3月にハンバーガーを110円から130円にするなど、牛肉や小麦粉といった原材料高などを背景に全体の約2割にあたる商品の価格を10~20円値上げした。一方、期間限定で人気商品の「ビッグマックセット」を550円と2割安くしたり、テレビアニメ「機動戦士ガンダム」と組んだ期間限定商品を展開したりする企画を手掛けた。既存店の客数は4.3%増え、売上高は9.1%増えた。

新型コロナウイルス禍で密を避けて外出する需要が高まるなか、郊外のドライブスルー店舗など多様な立地の店を抱える強みが奏功して顧客を取り込んだ。ドライブスルーでの販売は従来の専用レーン方式に加え、駐車場で商品を受け取れる「パーク&ゴー」の設置店を増やすことなどで、顧客の利便性を高めたことも寄与した。

円安などを背景に直営店の原材料費が上昇し、40億円の利益下振れ要因になった。顧客の利便性を高める店や人材への投資は24億円の利益下振れ要因になった。これらのコスト増を増収効果で吸収し、営業利益を伸ばした。純利益は110億円と1%増えた。

22年12月期の通期業績予想は据え置いた。売上高は前期比5%増の3330億円、純利益は10%減の215億円を見込む。

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