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クラレ、液晶用フィルム1割増強 テレビ大型化で需要増

クラレは9日、液晶ディスプレーの基幹部材用のフィルムの生産能力を増強すると発表した。国内工場に生産設備を増設し、グループ全体の生産能力を2024年までに現状よりも1割高める。投資額は100億円強とみられる。液晶テレビでは画面の大型化が進んでおり、使われる面積が大きくなることによる需要増に対応する。

増強するのは、光を遮断したり通したりして調整する偏光板に使う「光学用ポバールフィルム」。クラレは同製品で世界シェア約8割を握る。

倉敷事業所(岡山県倉敷市)に原料の樹脂をフィルムに加工し、延伸して巻き取るまでの生産ラインを設ける。24年半ばの稼働開始を予定している。今回の増強でグループ全体の光学用ポバールフィルムの年産能力は現在の2億6400万平方メートルから2億9600万平方メートルに増える。

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