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乳業3社、22年3月期営業益下振れ 原料・物流コスト増加

明治ホールディングス森永乳業雪印メグミルクの乳業大手3社は9日、2022年3月期の連結営業利益見通しを下方修正すると発表した。乳原料のホエイや油脂に加え、包装材やエネルギー、物流費の高騰が続き利益を下押しする。巣ごもり需要のあった前期からの反動減も想定を上回る。一部商品で値上げに踏み切るが吸収しきれない。

明治HDの今期営業利益は前期比15%減の900億円と従来予想から100億円引き下げ、減益幅が拡大する。ヨーグルトやチーズの反動減が大きいほか、中国の牛乳・ヨーグルト事業や米国の菓子事業で販売が落ち込んでいる。原材料高は通期で営業利益を37億円押し下げ、従来から4億円影響が拡大すると見込む。

森永乳と雪印メグは営業利益の見通しをそれぞれ10億円、20億円引き下げた。雪印メグは原材料費の上昇が利益を17億円下押しし、営業利益は前期比6%減の185億円と、4%増の従来見通しから一転減益となる。4%増の300億円を見込む森永乳は、原材料価格の上昇による営業利益の下押し影響が27億円と、従来予想から7億円増える。

森永乳は2月から順次、主力のコーヒー飲料「マウントレーニア」の値上げを実施するが、今期業績への寄与は限られる。明治と雪印メグも21年10月にマーガリンなどの値上げを実施したが、コストの上昇分を補えない。

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