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アストラゼネカ、コロナ治療薬を承認申請 厚労省に

英アストラゼネカ日本法人は9日、開発中の新型コロナ治療薬について厚生労働省に承認を申請したと発表した。ワクチン接種しても十分な免疫反応が得られないことが想定される免疫不全の人や、軽症から中等症の患者向けの治療薬として申請した。海外で承認されている医薬品を対象に審査を迅速化する特例承認を目指している。

今回申請したのは抗体医薬品「AZD7442」。国内では2021年3月から初期段階の治験を開始していた。2種類の抗体医薬をそれぞれ筋肉注射する。臨床試験(治験)では2.7カ月時点のコロナ発症リスクを77%減少、6カ月時点では83%減らしたことが示されている。ワクチンが接種できない免疫不全の患者などにとっては新型コロナウイルス感染症を予防する手段が生まれることになる。

海外では、免疫不全の患者や治療中で免疫が十分に機能しないがん患者などを対象に承認取得が進んでいる。21年12月に米国で緊急承認を取得したほか、欧州連合(EU)や英国、オーストラリア、カナダなどでも使えるようになった。

一方、軽症から中等症患者向け治療薬としても期待されている。今回、こうした用途で日本で申請したほか、米国やEUでは申請中だ。軽症から中等症のコロナ患者に外来で投与することで重症化リスクや死亡リスクを下げる効果を見込んでいる。治験では発症から5日以内に治療すると重症化と死亡のリスクを67%減少、3日以内に投与した場合には88%減らした。

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