狙われる日本の免税店 転売横行、70年前の制度とズレ
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日本の便利な消費税の免税制度が悪用されている。訪日客による転売目的の購入が横行し、見抜けなかった事業者が国税当局から追徴課税を受けている。不適切な免税購入が後を絶たない要因は、世界的にも珍しい「性善説」の方式にある。1989年の消費税導入から34年。税収の3割を占める最大の税目となったいま、制度見直しの議論も欠かせない。
大阪市内の百貨店で高級ブランドの腕時計やバッグを買いあさる外国人男女――。...
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現代の日本、世界が直面する構造問題の根っこに一体なにがあるのか。未来志向の「解」を求めて、記者が舞台裏や歴史を徹底的に探ります。