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ステンレス薄鋼板2~3%値上げ 日鉄系・11月契約分

日鉄ステンレスは9日、厨房機器や自動車部品などに使うステンレス冷延薄鋼板の一般流通(店売り)向け価格について、11月契約分からニッケル系を1トン1万円(2%程度)、クロム系も同1万円(3%程度)引き上げると発表した。原料に使う合金鉄フェロクロムの価格上昇を反映する。いずれも値上げは2カ月ぶり。

契約価格は前月と前々月の原料価格の平均値と直近の需給環境などを参考にして決める。9~10月のニッケルの平均値は8~9月に比べほぼ横ばいだったが、フェロクロムは7%上昇した。

フェロクロムの10~12月積みの対日価格は1ポンド188セントと、前四半期から24セント(15%)高くなった。中国の電力制限による減産や南アフリカ共和国の供給懸念で13年ぶりの高値となった。「為替の円安・ドル高傾向も輸入する原料のコストを押し上げている」(日鉄ステンレス)という。鋼板の需要は自動車部品向けや大型建築向けが堅調で、コスト上昇を転嫁する。

製薬機器や半導体製造装置などに使う厚鋼板も1トン1万円(2%程度)引き上げる。値上げは6カ月連続。ステンレス鋼板の流通価格はこれまでのメーカー値上げが段階的に浸透し、ニッケル系はすでに13年ぶりの高値圏にある。

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