JALの予約サイト、接続できず セールでアクセス集中
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日本航空(JAL)は9日午前、予約などをするウェブサイトにアクセスが集中し、ほぼ接続ができない状態になったと発表した。同日午前0時から国内線の運賃を片道6600円とするセールを始めてアクセスが増えたため。不具合は8日の午後11時50分ごろから始まり、9日の午前11時現在も続いている。
復旧の見通しは立っていない。ホームページのほか、4月12日以降の搭乗分に関するJALのウェブシステムでアクセスの混雑が発生した。このためホームページでの予約と、アプリでの4月12日以降の予約がしにくくなっている。JALは同日から運賃体系を変えるため、4月11日までの搭乗分と12日以降で異なるシステムを使用している。
電話での予約は受け付けている。4月11日までの搭乗分はアプリで通常通り予約できる。運航への影響はなく、サイバー攻撃の痕跡は確認していないという。JALは原因を調べた上で、システムの増強やセールの取り扱いなどについて検討するとしている。