年代別の情報が行動を変える コロナ意識調査から
同志社大学商学部准教授 瓜生原葉子
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日経・FT感染症会議は8月末に、20~60代の男女1000人を対象に新型コロナウイルス感染症に対する意識調査をインターネットを通じて実施した。分析した同志社大学の瓜生原葉子准教授に、見えてくる国民の考え方や今後の感染対策などについて聞いた。
感染対策については多くの人が協力的だ。ただ煩わしさや精神的な負担を感じる対策だと協力を得にくい。専門家が科学的な根拠に基づき、対策の意義を明らかにしていく必...

「日経・FT感染症会議」は、国内外の企業、行政機関・団体、アカデミアなどすべてのステークホルダーが一堂に集まる国際会議です。2014年に「日経アジア感染症会議」として始まり、具体的なアクションプランを日経グループのグローバルメディアを通じて国内外に提起してきました。本年は第8回アフリカ開発会議(TICAD8)と連携し、感染症有事に強いグローバルヘルスの在り方や日本の貢献を議論。G7サミットなどをふまえて薬剤耐性(AMR)対策についても発信します。