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トレンドマイクロ、5G環境を保護 SIMカード内で動作

「TMMNS Endpoint Protection」のイメージ(画像提供:トレンドマイクロ)
日経クロステック

トレンドマイクロは8日、高速通信規格「5G」環境をサイバー攻撃から保護するセキュリティー製品を15日から提供すると発表した。一般企業が自社専用として構築するプライベートな5Gネットワークである「ローカル5G」も対象とする。

新製品「Trend Micro Mobile Network Security(トレンドマイクロ・モバイル・ネットワーク・セキュリティー、TMMNS)」は、5G/ローカル5G環境であらゆるモノがネットにつながる「IoT」機器に挿したSIMカード内で動作する「TMMNS Endpoint Protection(エンドポイントプロテクション)」と、5Gの通信経路上で脅威を検出・ブロックする「TMMNS Network Protection(ネットワークプロテクション)」から成る。

前者のEndpoint ProtectionはSIMカードにJavaアプレットとして格納したセキュリティーソフトがデバイスの真正性をチェックする。

後者のNetwork Protectionは、コアネットワーク(基幹網)やRAN(無線アクセスネットワーク)上で通信状況を可視化し、IoT機器の脆弱性を悪用する攻撃を防ぐだけでなく、IoT機器からの不正なウェブサイトへのアクセスや異常通信をブロックする。

Endpoint ProtectionとNetwork Protectionは連携してIoT機器のセキュリティー状態をチェックし、不正の影響度に応じた対応を取れるという。

トレンドマイクロは通信事業者やシステムインテグレーター、サービスプロバイダーにTMMNSを提供し、各社は自社サービスの一部としてTMMNSの機能をユーザーに提供する。トレンドマイクロからの提供価格は個別見積もり。

同日、富士通とトレンドマイクロは、富士通の「FUJITSU コラボレーションラボ」(川崎市)で、スマートファクトリーを想定したローカル5GシステムにTMMNSを実装し有効性を実証したと発表した。

両社はラボで得た知見を基に、富士通小山工場(栃木県小山市)をはじめとする実環境で9月までを目標に検証を進め、ローカル5G向けセキュリティーソリューションとしての商品化を検討していく。グローバル展開も視野に入れたソリューションの共同検討を進めていくという。

(日経クロステック/日経NETWORK 山崎洋一)

[日経クロステック 2021年4月8日掲載]

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