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楽天、ドラマの視聴・物販データを販促に活用

楽天グループは9日、自社で制作・配信する実写ドラマの視聴データなどを活用したマーケティング事業を国内で始めると発表した。楽天グループの各サイトを通じグッズ販売やイベントまで実施し、集めたデータを販促などに生かす。楽天はこれまでもドラマ作品の制作は手掛けていたが、データの活用まで一貫して行うのは初めて。独自コンテンツを生かし顧客の囲い込みにつなげる。

まず人気コミックス「壁サー同人作家の猫屋敷くんは承認欲求をこじらせている」を実写ドラマ化する。制作は朝日放送テレビ(大阪市)に委任し、2022年10月から同社の深夜枠にて放送を予定する。毎話放送終了後、楽天の動画配信サービス「Rakuten TV」と民放テレビ番組の配信サービス「TVer(ティーバー)」でも配信する。

楽天は自社の電子商取引(EC)サイト「楽天市場」で関連グッズを販売し、イベントも実施する予定だ。これまでも作品の制作や物販などは手掛けていたが、今回は配信視聴やグッズ・イベントチケット購入に関するデータの分析・活用までを包括的に行う。集めたデータを活用し視聴者の好みに応じたプロモーションを計画するほか、視聴者の趣向に合わせたスポンサー商品の販促をコンテンツ内で実施することも検討する。

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