ホンダ、欧州で電動二輪 23年から販売

ホンダは8日、2023年に同社として欧州初の電動二輪「EM1 e:(イーエムワンイー)」を発売すると発表した。50年にグループ全体でのカーボンニュートラルの達成を目指し、電動二輪を中国や日本で販売している。環境意識が高い欧州で電動二輪を販売することで、得られた知見を今後電動化が見込まれる東南アジアなどで生かす。
イタリア・ミラノで開かれている二輪車の展示会「EICMA(ミラノショー)」で発表した。最高時速が45キロメートルで、満充電時の航続距離は40キロ以上。バッテリーは交換式電池を採用しており、スクーターから取り外して室内で充電することができる。通勤通学での移動需要に応える。
ホンダは四輪に加え、二輪でも電動化を加速している。25年までに世界で10車種以上の電動二輪を投入する計画で、30年には同社の二輪年間販売台数の15%にあたる350万台の電動二輪の販売を目指している。
関連企業・業界
企業:
関連キーワード