UACJ、23年3月期純利益69%減 アルミ市況下落響く
UACJは8日、2023年3月期の連結純利益が前期比69%減の100億円になる見通しと発表した。従来予想から50億円下方修正した。アルミ材の生産に使うアルミ地金の市況価格が足元で下落しており、棚卸し資産の評価が悪化したことを反映する。
売上高は15%増の9000億円と従来予想を400億円引き下げた。納入先の自動車メーカーの販売減少などにより一部の海外グループ会社の収益が想定を下回る。
同日に発表した22年4~9月期連結決算は、売上高が前年同期比34%増の4897億円、純利益が12%減の152億円だった。