がんや難病治療に道 遺伝子解析「アトラス計画」で成果
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ヒトの体を構成する約37兆個の細胞にはどんな遺伝子が働いているのか。日本を含め80カ国以上の研究者が協力する国際プロジェクト「アトラス計画」の成果が出始めた。各細胞の特性がわかれば、がんや遺伝性疾患の発症リスクを知り、効果の高い薬を開発できる可能性がある。細胞ごとに遺伝子の働きを解析して創薬に取り組む企業も出てきた。
「いわば人体のグーグルマップだ」。5月、アトラス計画の共同議長で英国ウェルカム...

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