海運3社、共同出資のコンテナ船会社から配当

日本郵船など海運大手3社は8日、持ち分法適用のコンテナ船事業会社、オーシャン・ネットワーク・エクスプレス(ONE)から15日に配当金を受け取ると発表した。2017年設立のONEは21年3月に初めて配当金を支払い、今回は5回目。日本郵船が約1243億円、商船三井と川崎汽船がそれぞれ約1015億円を受け取る。
ONEには日本郵船が38%、商船三井と川崎汽船がそれぞれ31%出資している。世界的にコンテナ船運賃が高止まりしており、22年3月期のONEの税引き後利益は前の期比4.8倍の約2兆円にのぼった。