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JR東日本、時間差利用でポイント付与 1年延長

JR東日本は8日、2021年3月から始めた平日朝の混雑ピーク時間帯を避けた利用にポイントを付与する「オフピークポイントサービス」を1年延長し、23年3月まで実施すると発表した。当初は22年3月末までの予定だった。4月からはポイントの付与方法を変え、より混雑時間帯を避けた利用を促す。また定期券保有者向けに試験的に実施していた定額課金サービスも4月から利用対象者、店舗を拡大し鉄道利用促進につなげる。

オフピークポイントサービスは首都圏で実施。定期券の保有者を対象とし、各駅に設定されている混雑ピーク時間帯の前後1時間に入場するとJR東日本のポイントサービス「JREポイント」を付与する。ポイントは駅ビル内での買い物で使ったり、交通系ICのSuica(スイカ)にチャージしたりすることができる。

4月からは、ポイントの付与方法も変える。現在は混雑時間帯前の1時間だと15ポイント、後だと20ポイントとしていたが、利用回数に応じた仕組みにする。混雑時間帯の前後1時間での利用が、月に1回から4回目まではそれぞれ5ポイント、5回目以降は最大20回目までそれぞれ25ポイントを付与する。

これまでの利用状況をみると、1カ月あたり4回以下の利用が6割を占めていたという。利用回数が多い人に多くポイントを付与する形にし、利用増を促す。同社は23年春に、混雑時間帯を避けて乗る人向けの「オフピーク定期券」の導入も目指している。

また21年7~9月に定期券の保有者向けに試験的に実施していたサブスクリプション(定額課金)サービスについて、4月からスイカを持つ人全員に対象を広げたうえで正式にサービスを始める。

同サービスは「JREパスポート」で、駅構内のカフェやマッサージ店など120店舗以上で利用できる。業態別などで約20プランを用意し、好きなプランを選ぶと1カ月定額で1日1回コーヒーやラーメンを無料で受け取れるなど特典が得られる。利用対象者と店舗を広げ、鉄道利用増につなげたい考えだ。

同日発表した2月の鉄道営業収入は新型コロナウイルスの影響のない19年同月比で44%減だった。新型コロナ前に比べ36%減だった1月から悪化した。足元は徐々に回復傾向にあるとするが、まん延防止等重点措置の影響を受けている。またロシアのウクライナ侵攻の影響としては液化天然ガス(LNG)など資源価格も高騰しており、深沢祐二社長は「(価格高騰の)影響は22年度以降うけることになるだろう。注視していきたい」と話している。

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