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イオン、一時5%高 5四半期ぶり黒字を好感

銘柄診断

8日の東京株式市場でイオンが一時前日比134円50銭(5%)高の3055円をつけた。7日の取引終了後に発表した2021年3~5月期の連結最終損益が50億円の黒字(前年同期は539億円の赤字)となり、四半期ベースで5四半期ぶりに黒字転換した。市場予想平均(27億円)も上回り、個人投資家を中心に好感した買いが集まった。

3~5月期は総合スーパー事業で在庫や値引き管理を強化したことで粗利率が改善。金融事業もクレジットカードなどが好調で営業損益は391億円の黒字(前年同期は125億円の赤字)と新型コロナウイルス前の水準に回復した。JPモルガン証券の村田大郎氏は「金融事業の損益改善が想定以上だった」と話す。

ただ金融事業の回復は引当金など貸倒関連費用の減少が寄与した面もある。市場では「保守的な受け止めが必要」(ゴールドマン・サックス証券の河野祥氏)との見方も出ていた。

株価は後場にかけて売りに押され24円(1%)安の2896円50銭で引けた。予想PER(株価収益率)は122倍台とセブン&アイ・ホールディングス(23倍台)と比べ割高感は強い。政府は8日に東京都を対象に緊急事態宣言を発令すると決めた。ショッピングセンターなどへの悪影響も懸念され、上値は重くなる可能性もありそうだ。

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