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セコムがAIロボットで成田空港を警備、異常検知し警報

日経クロステック

セコムは7日、成田国際空港で同社の最新のセキュリティーロボット「cocobo(ココボ)」を活用した警備サービスを13日から開始すると発表した。同社は2019年6月から、自律走行型巡回監視ロボット「セコムロボット X2」を活用した警備サービスを同空港に提供しており、現在でもX2が4台稼働している。今回、cocoboは5台目の警備ロボットして、立哨・巡回、点検などさまざまな業務サービスを提供する。

cocoboとX2は、いずれもレーザーを当てて周辺の物体との距離を測る高性能センサー「LiDAR(ライダー)」や全方位カメラを搭載し、あらかじめ定められたルートを、歩行者や障害物を自動で回避しながら巡回する。

最大の違いはcocoboが人工知能(AI)機能を備えており、搭載したカメラで捉えた映像をリアルタイムにAIで解析する点だ。ルート上の放置物や人の転倒、混雑など異常を検知した際は、防災センターなどに設置された監視卓へ異常信号や映像を送信し、常駐警備員と連携して対応する。X2にはAI機能がないため、カメラの映像を防災センターの警備員がずっと監視する必要があった。

また、cocoboは建物内の監視カメラ、エレベーター設備の稼働状況など、他のシステムからの情報をクラウドで共有・連携し、より高度な業務を提供することができるという。

レンタル方式で、価格は本体が月30万円(税別)。サイズは幅700ミリ×奥行き1200ミリ×高さ1250ミリ、重さ約160キログラム(バッテリー込み)。最高速度は6キロメートル/時、連続走行時間は約3時間。段差は最大50ミリ、斜度は最大10度まで走行可能としている。

なお、cocoboは2次元(2D)/3次元(3D)LiDAR、ステレオカメラ、全方位カメラ、対象物までの距離を瞬時に測定するToF(タイム・オブ・フライト)カメラ、赤外線センサー、バンパーセンサーなどを標準搭載し、熱画像センサー、超音波センサー、発煙装置などをオプションで取り付けられる。

(日経クロステック/日経エレクトロニクス 内田泰)

[日経クロステック 2022年6月7日掲載]

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