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ダイキン「21年度分は確保」 家庭用エアコン部品調達

日経クロステック

「2021年度分までは確保した」──。ダイキン工業は6日、家庭用エアコンにおける半導体を含む部品の調達状況についてコメントした。「22年3月までの(家庭用エアコンの)生産計画分については、部品確保のめどがついている」(同社執行役員空調生産本部副本部長の羽東公一氏)。

同日、同社は家庭用エアコンの最上位機種「うるさらX(Rシリーズ)」の新製品(22年モデル)を発表。その会見において半導体不足に関する質問に同氏が回答した。

一方で、「上振れ分については詰めているところだ」とも羽東氏は付言した。すなわち、現在見込んでいる生産計画を超えて製品が売れた分の半導体(主にマイコンと思われる)については、代替品で賄うべく開発を継続中だという。

代替品の開発は、調達部門と開発部門が連携して行う。正規品と全く同一の仕様の半導体は存在しない。そのため、必要な処理能力を備えた互換性のありそうな半導体を既製品から探す。見つけたら、それを購入してエアコンに実装して評価する。必要な能力を問題なく満たすか否かを確認し、問題がなければ、それを代替品として採用するという流れである。

代替品になりそうな半導体は、特定の国ではなく世界各国から探す。過去に使ったことがある製品も含めて購入・評価しているという。こうして「生産を止めないように(部品調達を)間に合わせる」(同氏)。

ダイキン工業は、新型コロナウイルス禍で高まった換気機能のニーズをいち早く取り込み、家庭用エアコンで好調な販売を続けている。同日に発表した新製品では、「業界で唯一」(同社)排気機能を搭載し、人気の換気性能をさらに強化した。

生産計画の上振れ次第では、半導体を含む部品不足に直面する可能性はある。「東南アジアではロックダウン(都市封鎖)も起きており、部品調達について今後も注視していく」(同氏)。

(日経クロステック 近岡裕)

[日経クロステック 2021年9月7日掲載]

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