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ANAHD、国際線新ブランド「AirJapan」 23年度就航

(更新)

ANAホールディングス(HD)は8日、アジアなど中距離路線への就航を予定する国際線の新ブランドを「AirJapan(エアージャパン)」に決めたと発表した。2023年度の後半に運航を始める計画。基本的な運賃は格安航空会社(LCC)並みに抑え、ANAなどフルサービスキャリア(FSC)のようなサービスもオプションとして提供する。新型コロナウイルス禍の収束後の観光需要の取り込みを目指す。

アジア路線などでANAブランドの運航を手がけるエアージャパン(千葉県成田市)が運航する。米ボーイングの中型機「787」を使用し、成田空港を拠点にアジア・オセアニア方面に就航する。具体的な就航先や就航時期は今後詰める。

エアージャパンの峯口秀喜社長は同日の会見で、新ブランドは「LCCではない」と話した。機内での手厚いサービスが不要な人にはサービスを簡素化して基本運賃をLCC並みに抑えるが、座席の間隔の広さなど機内の快適性を重視して従来のLCCと差別化する。追加料金を払えば自由にサービスを付加して利用できるようにする。

同社はANAブランドの運航も続け、客室乗務員(CA)はANAブランドとAirJapanを兼務する。1つの会社で2つのブランドを運航するのは国内で初めてだという。

ANAグループが新たなブランドを立ち上げるのは、13年に就航したLCCのバニラ・エア(のちピーチ・アビエーションに統合)以来。AirJapanをANA、ピーチに次ぐ第3のブランドとして育てる。コロナ禍で海外出張がテレワークに置き換わったことで、コロナ後はビジネス需要に比べ観光需要のほうが早く回復すると言われる。訪日外国人や日本人の観光需要の回復をにらみ先手を打つ。

エアージャパンの前身であるワールドエアーネットワークは1990年に国際線チャーターの専門会社として設立された。事業休止を経て2000年に現在の社名に変更し、01年からANAブランドの国際定期便を運航している。外国人パイロットを雇用するなどして、ANAの国際線を低コストで運航する役割を担っている。

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