長崎大に危険な病原体扱える施設 次の感染症流行に備え
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エボラウイルスなど危険性の高い病原体を扱える「バイオセーフティーレベル(BSL)4」という研究施設の建物が7月末に長崎大学に完成する。国内で2カ所目の施設で2022年度以降に本格稼働する予定だ。新型コロナウイルス禍は日本の感染症対策の弱点をあらわにした。研究体制を整え人材を育て、新たな感染症が流行しても対応できるようにする方針だ。
BSLは細菌やウイルスなどの病原体を扱う施設の基準だ。致死率やワ...
エボラウイルスなど危険性の高い病原体を扱える「バイオセーフティーレベル(BSL)4」という研究施設の建物が7月末に長崎大学に完成する。国内で2カ所目の施設で2022年度以降に本格稼働する予定だ。新型コロナウイルス禍は日本の感染症対策の弱点をあらわにした。研究体制を整え人材を育て、新たな感染症が流行しても対応できるようにする方針だ。
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