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コンビニ各社、アイスコーヒーを刷新 夏の需要取り込み

大手コンビニ3社が店頭で入れるアイスコーヒーで新商品を相次ぎ投入している。ローソンは豆の焙煎(ばいせん)方法を改良し、ファミリーマートはコーヒーの改良に加えて相性の良いパンや焼き菓子を拡充する。セブン―イレブン・ジャパンは香りにこだわったコーヒー豆を採用した。気温が上昇し需要が高まる夏に向けて、特徴ある商品を売り出し来店を促したい考えだ。

ローソンは「マチカフェ」のアイスコーヒー(価格はMサイズで150円)とアイスカフェラテ(同170円)に使う豆を、焙煎方法を見直したものに順次切り替えており、14日までに全国の約1万4000店舗で完了する。従来は、ベースとなるブレンドコーヒーの焙煎機は1種類だったが、2種類に増やした。豆の産地などによって使い分けることで香りが引き立ち、後味も持続するという。

ローソンの担当者は「コーヒーは毎日購入する人が多く、繰り返し店舗に足を運んでもらうきっかけとなる非常に重要な商品」と位置づける。

ファミリーマートは、「ファミマカフェ」のアイスコーヒーを改良し、7日から全店舗で販売を始めた。価格はSサイズで100円とリニューアル前から据え置く。ブラジル産のコーヒー豆の比率を引き上げ、夏向きのすっきりとした後味は維持しつつ、よりコクを出した。コーヒー豆を使ったパンや焼き菓子の計6品も同時に発売し、コーヒーとの併買を見込む。

セブンも5月下旬、「セブンカフェ 高級コロンビア・スプレモブレンド」(レギュラーサイズは140円)を発売した。セブンカフェとして初めて高級豆を100%使用。セブンの広報担当者によると、「華やかな香りと優しい甘みが広がる商品に仕上げた」という。

各社がコーヒーの改良を進める背景には、原料高を受けて一定の値上げが避けられない事情もある。ローソンは価格を維持しているが、ファミマは4月に一部のLサイズの価格を引き上げ、セブンは7月からホットコーヒーとアイスコーヒーの価格を10~20%引き上げる。リニューアルによる付加価値の向上がなければ消費者離れにつながりかねないだけに、今後も開発競争は過熱しそうだ。

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