GWの国内旅行は7割増 JTB推計 - 日本経済新聞
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GWの国内旅行は7割増 JTB推計

JTBは7日、2022年春の大型連休「ゴールデンウイーク(GW、4月25日~5月5日)」に国内旅行人数が21年比で7割増える推計を発表した。新型コロナウイルス前の19年の水準には届かないものの、3月に「まん延防止等重点措置」が全面解除されたことや比較的連休を取りやすい日程が追い風となった。遠方への旅行を計画する人も増えて平均費用も上がった。

調査期間は3月18日~25日。インターネット上で2万人に旅行の意向を聞いた。アンケート調査に加えて販売状況、航空会社の予約状況などから22年のGW期間の国内旅行人数を21年比68%増の1600万人、平均費用が1件当たり7%増の3万4500円と推計した。

新型コロナ感染防止のため近隣での旅行が目立った21年から、より遠方を望む消費者が増えているという。5月2日と同6日は平日だが休みにすると10連休となる日並びの良さも後押ししている。旅行に行く予定の人のうち、利用する交通手段は「JR新幹線」が21年と比較して5ポイント増の23%、「航空機」も5ポイント増の21%だった。一方で「乗用車・レンタカー」は62%と最も高かったものの3ポイント減った。

旅行日数も1泊が3ポイント減の36%だった一方で、2泊が4ポイント増の33%だった。旅行先としては関東地方や近畿地方を挙げる声が多かった。海外は2%弱にとどまる。出発のピークは29日と予想している。

21年から大幅に増加したものの、新型コロナ感染拡大前の19年からはGWの国内旅行人数は3割減の水準にとどまっている。JTBが22年のGWに旅行に行かない予定の人に理由を聞いたところ「コロナがまだ収束していない、拡大の懸念がある」が4割だった。

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