ゴルドウイン、純利益200億円に上振れ 23年3月期
ゴールドウインは7日、2023年3月期の連結純利益が前期比39%増の200億円になりそうだと発表した。2期連続の過去最高益を見込んだ従来予想から40億円上方修正する。水際対策の緩和でインバウンド(訪日外国人)消費が回復し、高価格帯の商品の売り上げが伸びている。年間90円とする配当予想は据え置いた。
売上高は16%増の1135億円、営業利益は23%増の203億円とした。新型コロナウイルス禍からのリベンジ消費に加え、インバウンド需要の回復で「ザ・ノース・フェイス」や「ゴールドウイン」など高価格品の販売が好調だった。12月の急激な気温低下で綿入りブーツなどの防寒具が売れたことも利益を押し上げた。
同日発表した22年4〜12月期の連結決算は、売上高が前年同期比18%増の867億円、純利益が51%増の162億円だった。
関連企業・業界
企業: