日本株の外国人保有率、3年ぶり30%超 半導体など食指
株主レーダー2021②
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東京証券取引所の株式分布状況調査によると、2020年度の日本株の外国人保有比率は30.2%と前の年度から0.6ポイント上昇し、3年ぶりに30%を超えた。全体の外国人保有比率は上昇したが、各社の増減率を見ると、新型コロナウイルス禍からの景気回復を見据え、中長期的な成長銘柄の選別が進んでいる。
東証33業種でみると、19業種で増加し、金属製品やサービス業などでの伸びが大きかった。楽天証券の窪田真之チ...