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大卒内定率、5月で5割超え オンライン面接で採用進む

企業の合同説明会を訪れた就活生

就職情報会社のディスコ(東京・文京)は7日、5月1日時点の2022年春卒業予定の大学生の内定率が58.4%だったと発表した。前年同月を8.2ポイント上回り、現在の就活ルール(3月に採用広報、6月に選考解禁)が導入された17年卒以降で最高だった。4月1日時点からは20.2ポイント上昇した。新型コロナウイルス禍にあっても優秀な人材の争奪戦は激しく、採用の早期化が進んでいる。

昨春はコロナ禍の混乱により選考は一時停滞したが、今年はオンライン面接が普及したこともあり、多くの企業が採用活動を継続した。ディスコの武井房子上席研究員は「3月に説明会を始めた企業が4月に選考するケースが多かった」と指摘する。

学生に5月1日時点の就活の状況を聞くと、全体の7割が就活を継続していた。内定率は高いものの学生の危機感は強く、就活の感想では「厳しい」との答えが54.3%と「やさしい」の12.3%を大きく上回った。コロナ禍前の20年卒(「厳しい」が43.6%)や19年卒(同45.8%)と比べても不安が大きい。

武井上席研究員は「内定獲得時期が早まる中、焦りを感じている学生もいる」と分析する。企業の採用意欲は底堅いが、業種による差も大きい。コロナ禍で企業の業績を見通すのが難しくなる中、学生の大手志向が強まっており、人気企業の内定獲得へのハードルは依然として高い。

調査は5月1~6日に、22年春卒業予定の大学生と大学院生1273人に対してネットで実施した。

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