/

スバルの22年3月期、一転減益 挽回生産できず

SUBARU(スバル)は7日、2022年3月期の連結純利益(国際会計基準)が前期比2%減の750億円になりそうだと発表した。44%増の1100億円を見込んでいた従来予想から一転減益となる。半導体不足が長期化しており、想定していた22年3月期中の挽回生産ができないとみて、販売台数の見通しを下方修正した。鋼材など原材料価格の上昇も響く。

売上高にあたる売上収益は5%減の2兆7000億円を見込む。従来予想は2%増の2兆9000億円だった。年間の販売台数は83万台から1割減の74万台に引き下げた。生産台数は従来計画の86万台を取り下げ、「取引先などと交渉中のため」として非公表とした。半導体の不足や取引先から部品の調達に支障が出ている影響で、足元でも国内工場の稼働を一時止めている。営業利益は2%減の1000億円と従来予想を500億円下回る。

同日記者会見した水間克之最高財務責任者(CFO)は「米国や国内市場で強い需要を感じているが、減産の影響で車両が十分に供給できていない。先行きは不透明な状況だ」との見方を示した。

また「日米の工場で生産車種も絞り、部品の共通化も進めてきた。選択と集中の戦略の宿命でもある」とした。国内では多目的スポーツ車(SUV)の新型「アウトバック」など受注は好調で、「1台でも多く生産したい」と話した。

同日発表した21年4~12月期決算は、売上収益が前年同期比3%減の2兆75億円、純利益は15%減の628億円だった。半導体不足などによる減産影響は同期間で21万台だった。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

関連企業・業界

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン