/

輸入EV、10月販売2.3倍 人気車続々で過去最高

日本自動車輸入組合(JAIA)が7日発表した10月の電気自動車(EV)の輸入車販売台数(日本メーカー車除く)は、前年同月比2.3倍となる1417台で過去最高となった。輸入車全体では部品不足による新車供給難が足かせとなっているが、EVは1~10月の累計でも9733台と前年同期比55.1%増と大幅に上回り過去最高ペースが続く。日本車EVは増えてきているものの輸入車EVの引き合いは強い。

同期間の全体に占めるEVの割合は5%、10月単月だと8%まで高まった。背景には積極的に日本へのEVの新モデルを投入していることがある。輸入車各社はEVシフトを好機に日本車が圧倒的に強い国内市場でのシェア拡大を狙う構図だ。

メルセデス・ベンツ日本は9月末、旗艦車種「Sクラス」のEV「EQS」の日本での販売を始めた。航続距離は700キロメートルと国内販売のEVで最長クラスとなる。上野金太郎社長は「今回で小型SUVから高級セダンまでEVのラインアップが出そろった。日本で一気に拡販していく」と意気込む。

9月からは米テスラの人気車種「モデルY」の納車が始まった。韓国・現代自動車の「アイオニック5」も5月に販売を開始。スウェーデンのボルボ・カーが1月に投入した「C40」は10月までに約400台を売り、「受注残もかなり多く残っている」(日本法人幹部)。今後も独フォルクスワーゲン(VW)の「ID.4」や中国のEV大手、比亜迪(BYD)の「アットスリー」など、日本市場で世界の人気EVが目白押しとなる。

ガソリン車を含めた10月の輸入車販売台数は前年同月比18.5%増の1万7758台だった。21年8月以来14カ月ぶりに増加した。一部車種で在庫が回復したことで販売増につながった。1~10月の累計では19万3026台と前年同期比11.4%減。部品不足による新車不足の影響がなお残っている。

ニューズレター

初割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

カーボンゼロ

温暖化ガス排出を実質ゼロにするカーボンゼロ。EVや再生可能エネルギー、蓄電池、各国政策などの最新ニュースのほか、連載企画やデータ解説を提供します。

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン

権限不足のため、フォローできません