オロ、東南アジア向けの越境EC支援
クラウドソフト開発のオロは東南アジアへの販路拡大を目指す国内企業向けに、越境電子商取引(EC)運用サービスの本格展開をはじめた。中国アリババ集団傘下で、シンガポールのラザダの通販サイトへの出店などをサポートする。市場が成長している東南アジアでの売り上げ拡大を支援する。
オロは東南アジア各国の法規制の確認や市場調査のほか、ラザダのサイト設定やページ管理、現地の顧客対応やマーケティングなどを一気通貫で担う。初期費用は出店時に必要な日本から東南アジアの6カ国で商品を販売できる「グローバルアカウント」の開設と運用マニュアルの作成などで49万5千円。
ラザダはシンガポール、タイ、ベトナムなど東南アジア6カ国で通販サイトを展開している。利用者数は約6500万人で、通販サイトでは衣料品やタブレット端末、化粧品など幅広く販売している。日本国内にある配送センターに納品することで東南アジアへの商品展開が可能だ。