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三井ホーム、5階建て木造マンションを建設

建設時のCO2排出量を半減

三井ホームは7日、東京都稲城市で11月に完成予定の木造マンションを公開した。5階建てで、強度の高い建材を使い2~5階を木造とした。同社が手掛ける木造マンションブランドの1号物件となる。建設時の二酸化炭素(CO2)排出量はコンクリート造の住宅より半分程度に減らせる見込みで、脱炭素にも寄与する。

地上5階建てで、構造上最も負荷がかかる1階のみ鉄筋コンクリート造とした。全51室の賃貸住宅で、部屋は54平方メートル前後、2LDKの間取りが中心だ。既に基本構造は組み上がっており、これから内装工事などの作業に入る。

建物を支える壁には通常の5~6倍の強度を持つ新型材料を投入した。従来の木造中層建築で必要とされた厚みの半分程度に抑えており、部屋の面積を広く取りつつ強度を保てるという。木造部分の最下層で強度が求められる2階に導入した。梁(はり)や柱などの多くは輸入材を使ったが、床材を中心に全体の10%は国産材を使った。

木造にしたことで断熱性が高まり、建物のエネルギー消費量は一般の賃貸住宅より30%ほど削減できる見込みだ。CO2排出量もコンクリート造などと比べて半分程度になるという。

11月に完成予定だ(マンションの模型)

三井ホームは今後、木造マンションを「MOCXION(モクシオン)」ブランドとして展開する。足元では木材が世界的な供給不足に陥る「ウッドショック」が懸念されているが、今回の物件は構造の工事がほぼ完了しているので影響はないという。第2弾以降の詳細は未定だが、「木材市場の状況も注視しつつ着手していく」(同社)としている。

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