ブラジル産鶏肉、14年ぶり高値　ウクライナ危機が影響

輸入鶏肉の卸値が上がった。主力のブラジル産とタイ産は、前週に比べてともに1割高い。ウクライナ危機の影響で、同国産の代わりにブラジル産の引き合いが増加、その余波がタイ産にも及んだ。円安で輸入価格も押し上げられている。輸入品を多く使う外食・中食事業者のメニューの値上がりにつながる可能性がある。

輸入鶏肉は国内で消費される鶏肉の2～3割を占める。特にチェーン系の飲食店や焼鳥店、総菜店では欠かせない食材...