ベル24HD、前期純利益23%増 ワクチン関連業務好調

ベルシステム24ホールディングスが6日発表した2022年2月期連結決算(国際会計基準)は、純利益が前の期比23%増の89億円だった。給付金やワクチン接種についての問い合わせ対応など新型コロナウイルス関連ビジネスが収益を押し上げた。
売上高にあたる売上収益は8%増の1464億円だった。コロナ関連に加え、人材紹介業向けや通信会社向けなどの通常業務も伸びた。
23年2月期は売上収益が前期比1%増の1480億円、純利益が3%増の92億円の見通し。コロナ関連業務の反動減があるものの、人材紹介業向けなどで通常業務の需要が伸びると見込む。年間配当は60円と前期比6円増やす。
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