コロナに強い放射線治療 前立腺がんで件数増加
がん社会を診る 東京大学特任教授 中川恵一
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コロナの流行で、がんの新規診断数が著しく低下していることが国内外で明らかになっています。今後がん死亡数が増加するという予測も報告されています。
横浜市立大学などの研究グループは、コロナの流行後は流行前と比べて、新規がんの診断数が胃がんでは27%、大腸がんでは14%と有意に減少していることを明らかにしました。
ステージ別では、胃がんと大腸がんのステージ1はそれぞれ、36%、34%の減少でした。大腸...