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日立、SAP HANA導入支援をGoogle Cloud上で開始

日経クロステック

日立製作所は6日、「SAP HANAクラウドサービス」のGoogle Cloud(グーグルクラウド)版を販売開始した。SAPのインメモリーデータベース「SAP HANA」の環境構築から運用管理までを米グーグルのクラウドサービス「Google Cloud」上で支援する。従来は同社のデータセンターで提供してきた。

料金は個別見積もり。今後、アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)やMicrosoft Azure(アジュール)といった他のクラウド上でも同様のサービスを提供する計画だ。

 SAP HANAクラウドサービスは2つのメニューで構成する。「Technical Consulting for SAP Solutions」は、SAP HANA導入時のクラウド基盤の設計構築を支援する。稼働開始後は「Cloud Delivered Service for SAP Solutions」により、クラウドリソースや運用サービスを月額課金制で提供する。

日立製作所サービスプラットフォーム事業本部IoT・クラウドサービス事業部の見方享二基盤開発本部長は「Google Cloud上で(データ分析ツールの)BigQueryやLookerなどを使い、基幹システムのデータ活用を支援するサービスなども検討したい」と今後の展開を見据える。

「SAP HANAの構築から運用まで、顧客ごとにチームで当たるのが特徴の1つ」。日立製作所サービスプラットフォーム事業本部IoT・クラウドサービス事業部基盤開発本部クラウド基盤サービス第3部の藤田あずさ主任技師はこう話す。ハードウエアや基本ソフト(OS)といったインフラからSAP HANA、「SAPベーシス」まで各コンポーネントに通じた日立グループのエンジニアでチームをつくり、ワンストップでのサービス提供を図る。

SAPベーシスは、統合基幹業務システム(ERP)パッケージの「SAP ERP」や「SAP S/4HANA(エスフォーハナ)などを稼働させるのに必要なミドルウエアである。

今回のサービスは、日立ヴァンタラ(当時、日立データシステムズ)が2015年に買収したフランスのオキシア(oXya)のサービスがベース。オキシアはSAPシステムのマネージドサービスやクラウドサービスを提供し、多くの導入実績を持つ。

(日経クロステック/日経コンピュータ 森山徹)

[日経クロステック 2021年10月6日掲載]

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