富の偏在、回復に危うさ K字経済の試練
K字経済の試練(上)
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米国や中国がけん引役となり世界経済が回復局面に入りつつある。国ごとに改善スピードで差が出る一方、同じ国でも所得や雇用形態などで回復の恩恵は大きく異なる。二極化を示すK字経済を放置したままだと、格差の固定化や市場の波乱など新型コロナウイルス収束後の経済リスクが増す恐れがある。
【連載「K字経済の試練」】
米国景気が予想を上回るペースで回復している。21年1~3月期の実質国内総生産(GDP)は前期比年率換算で6.4%増えた。成長率は前期の4.3%からさらに高まった。年末にGDPがコロナ前を1%超上回る規模まで一気に拡大するとの見方も出てきた。
目を凝らせばいびつな「偏り」も浮かぶ。
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