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JR旅客6社、GWの輸送人員は19年と比べて7割減少

利用客が少なかったJR名古屋駅の東海道新幹線ホーム(5日)

JR東日本などJR旅客6社は6日、ゴールデンウイーク(GW)期間を含む4月28日~5月5日の新幹線や特急指定席などの輸送人員が295万8千人で、2019年と比べて74%減少したと発表した。緊急事態宣言やまん延防止等重点措置に伴う移動自粛の影響が鮮明だった。20年と比べれば5倍以上に増えたが、統計の残っている1990年以降では利用人員が2番目に少なかった。新型コロナウイルスが流行する前の水準と比べると、6社すべてがそれぞれ2~3割程度の利用にとどまった。

JR東日本では期間中の利用が107万5000人と、19年比で73%減だった。特に成田空港と東京都心などを結ぶ特急「成田エクスプレス」が走る総武・成田線は空港利用者数の減少を反映し、同97%減で最もマイナス幅が大きかった。一方で東海道本線は東京と静岡・伊豆間を結ぶ特急「サフィール踊り子」の個室席などの予約が比較的好調で、同56%減と各線区の中では減少幅が最も小さかった。

JR東海では東海道新幹線の利用が91万5千人で、一日当たりの平均利用者数は19年比で73%減だった。20年比では5倍に増えている。在来線は19年比71%減の5万人が利用した。JR西日本の利用者は59万6千人と19年比で78%減、20年比では5倍以上だった。山陽新幹線の利用者は19年比78%減の37万9千人で、在来線特急は82%減の13万5千人だった。JR西日本は19年に比べて在来線特急、山陽新幹線ともに運行本数を減らしている。

鉄道各社では近距離利用の回復は長距離よりも早く、JR東日本でも期間中の近距離利用は2774万人と19年比で48%減にとどまった。しかし利益率は新幹線など長距離輸送の方が高いため、長距離需要がどこまで回復するかが業績の先行きを左右する。

(岡田江美)

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