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年末年始のJR新幹線・特急利用、コロナ前75%に回復

JR旅客6社は6日、2021年度の年末年始期間(21年12月28日~22年1月5日)の新幹線や在来線特急の利用者数を発表した。6社計の利用者は20年度の年末年始と比べ2.5倍の893万8千人となり、新型コロナウイルスの感染拡大前である19年度の75%の水準に回復した。足元ではオミクロン型の市中感染拡大の懸念が高まり、移動需要は先行きが見通せない状況が続く。

今回の年末年始のピークは帰省などの下りが21年12月30日、上りは22年1月3日だった。JR東日本は期間中に20年度比で2.5倍の307万人が利用した。19年度の74%の水準に回復した。「コロナ前には及ばないが、昨年と比べると移動の制限がなかったため利用が多かった」と同社は説明している。

JR東海は東海道新幹線の利用が20年度比2.6倍の284万人で、19年度の78%の水準だった。1月3日には想定以上の利用があったことから上りで全席自由席の「のぞみ」の臨時便を1本追加した。

JR西日本は207万人で20年度比2.8倍、19年度比72%の水準となった。ワクチン接種が進み帰省客の利用が増えたとしている。20年度比で全ての路線で利用者数が回復した。

近距離の在来線などに比べ、コロナ下での需要減少が目立っていた新幹線も徐々に回復傾向にある。だが、足元ではオミクロン型の市中感染が広まりつつある。

オミクロン型の影響については各社とも手探りの状況だ。JR西日本は「足元で予約のキャンセルが相次いでいる状況ではないが、利用状況に留意する」としている。

JR東日本は22年春のダイヤ改正で新幹線の定期列車を減らし、臨時列車の割合を増やす計画だ。「新幹線の利用は回復しているが、オミクロン型などでこの状況が続くかはわからない」(JR東)として、利用状況にあわせて臨時列車を設定することで、コロナ下での需要変動に柔軟に対応する考えだ。

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