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全固体電池とは 電気自動車の性能向上に直結

きょうのことば

▼全固体電池 電気を繰り返し充放電できる2次電池の一種。正極と負極の間に電気を通す電解質を従来の液体から固体に切り替えた。エネルギー密度が高く、電気自動車(EV)の航続距離を延ばせる。固体電解質は電解液よりも発火リスクが低く、安全性も高いとされる。

全固体電池の開発は1980年代から本格化した。2010年代に入り、東京工業大学の菅野了次特命教授らが材料開発で成果を上げ、実用化に近づいた。EVに搭載する液体リチウムイオン電池の性能向上が限界に近づいているとの見方もあり、次世代電池の本命として開発が進む。

調査会社の富士経済(東京・中央)によると、全固体電池の世界市場は19年に18億円程度だったが、35年には2兆1千億円まで拡大する見通し。現時点での実用化は電子機器用などの小型電池だけで、車載向けの大型電池の量産技術開発は途上だ。日本ではトヨタ自動車やパナソニックホールディングスなど30社以上が参加する技術研究組合リチウムイオン電池材料評価研究センター(LIBTEC、大阪府池田市)などでの共同開発も進む。

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