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20年度の車名別新車販売、トヨタ「ヤリス」が首位

20年度の車名別新車販売はトヨタの「ヤリス」が首位だった

自動車販売会社の業界団体が6日発表した2020年度の国内車名別新車販売台数によると、トヨタ自動車の「ヤリス」が、19年度比約12倍の20万2652台で初めて首位になった。2位は20.1%減の19万7900台だったホンダの軽「N-BOX」で、4年ぶりに首位を明け渡した。3位はスズキの軽「スペーシア」だった。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した。年度首位のヤリスは20年2月に発売した。前車種のヴィッツに比べて燃費を向上し安全運転支援などの機能を高めた一方、価格は139万5000円からと手ごろな設定にしたことが消費者からの支持につながった。

3月単月の販売でもヤリスが首位だった。トップは7か月連続。新型コロナウイルスの感染拡大で販売が伸び悩んだ前年の反動で、上位10車種のうち7車種が前年を上回った。だが自動車業界では世界的な半導体不足の影響で、工場の稼働を停止する動きも目立つ。納入までの時間が長くなっており、販売店では消費者の需要に即応できない例も増えている。

ヤリスは前年同月比約2倍の2万8466台。3月は単月の販売で過去最高で、登録車(排気量660cc超)と軽自動車を合わせた順位でも首位に立った。

2位はN-BOXで23%増の2万7164台だった。3位はスペーシアで21.8%増の1万9584台だった。「ルーミー」など上位10位までにトヨタ車が4車種入った。新車市場全体では3月の国内販売は5.4%増の61万3003台で6カ月連続で前年実績を上回った。

北関東の販売店オーナーは「大学の授業が遠隔となり、地方に残った若者の生活の足としての購入が増えている。客足は例年より1~2割増えた」と話す。

だが、北米の停電や半導体大手、ルネサスエレクトロニクスの工場火災などで半導体の需給はひっ迫している。スズキは5日、半導体不足を理由に人気車種「スイフト」などを生産する相良工場(静岡県牧之原市)の稼働を停止した。SUBARU(スバル)も群馬製作所(群馬県太田市)の矢島工場で10日以降、最大13営業日の稼働を停止する計画だ。

サプライチェーンの混乱により、販売店からは「顧客からの需要は強いのに車がなかなか来ない。顧客の引き合いは強いので困っている」との声が上がる。販売店関係者は「ルネサスの工場停止で4月以降もマイナス影響はしばらく続く」とみている。

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