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「ヤリス」首位も4割減、9月の新車販売 半導体不足響く

自動車販売会社の業界団体が6日まとめた9月の車名別新車販売台数は、トヨタ自動車の小型車「ヤリス」が3カ月連続で首位になった。ただ、販売台数は前年同月比4割減と大きく落ち込んだ。半導体不足や東南アジアにおける新型コロナウイルスの感染拡大で自動車大手は減産を強いられている。人気車種の販売にも影響が出始めた。

日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が発表した。

1位のヤリスは42.5%減の1万2696台だった。普通車(登録車、排気量660cc超)と軽自動車の中で最も販売が多かった。2位はホンダの軽自動車「N-BOX」で36.6%減の1万1805台、3位はトヨタの小型車「アクア」で96.2%増の1万1137台だった。アクアは7月に出した新型車の売れ行きが好調だ。

新型コロナの感染拡大や半導体不足による部品の調達難で、自動車各社は減産を続けている。トヨタは8月以降、国内14工場の稼働を一時停止するなど大幅減産している。トヨタ車は販売上位10車種に4車種入ったが、3車種が前年同月の販売台数を割り込んだ。スズキの人気軽自動車「スペーシア」も5割強減るなど、他の人気車種の販売も減少している。

減産の影響で顧客への納期が遅れ、販売店にも影響が出ている。埼玉県内の販売店は「メーカーからの販売奨励金(インセンティブ)はもらえない。でもお客さんを引き留めるために値引きをしないわけにはいかず、販売店の持ち出し分が増えている」と話す。

10月以降も各社の減産は続く。トヨタの10月の生産は計画比4割減となる見通しで、ホンダも10月上旬に3割の減産を予定している。販売への影響はさらに深刻になる可能性がある。

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