オリンパス、事業売却一巡も成長半ば M&A成否カギ
大下淳一
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オリンパスが次の成長戦略を描くのに苦慮している。事業売却やリストラを通じた構造改革の結果、粉飾決算が発覚した2011年と比べて稼ぐ力は高まり財務基盤も強固になった。だが株式市場の関心はすでに構造改革後に移り、株価は年初から2割下落。今後の事業売却で入手するキャッシュも含めた資金の有効活用が問われる局面となっている。
オリンパスはこの3年を事業構造改革に費やしてきた。2019年7月にアクティビスト...
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