グローバル・ブレイン、技術系スタートアップを支援 - 日本経済新聞
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グローバル・ブレイン、技術系スタートアップを支援

ベンチャーキャピタル(VC)のグローバル・ブレインはメタバースや気候変動問題に取り組む「クライメートテック」などのスタートアップを対象に、事業成長を支援するアクセラレータープログラムを始める。創業間もない「シード期」や「アーリー期」を対象に企業を選び、財務や採用、法務面などを支える。プログラム実施後の大企業連携や海外進出支援なども見すえる。専門性が高く事業化が難しいが、技術次第で世界展開も期待できる「ディープテック」領域のスタートアップを育てる。

この度募集を開始し、9月11日まで企業を募る。国内だけでなく海外企業も対象となる。9月末までに企業を選考し、10月中旬から2023年の1月中旬まで3カ月間のプログラムを実施する予定だ。初回は5社程度を選定する。23年以降は1年に2回開催し、毎年10社程度を選ぶ。アクセラレータープログラムの開催はグローバル・ブレインとしては初の取り組みとなる。

足元では米利上げや株式市場の低迷で、スタートアップの資金調達環境の悪化が意識されている。一方で、グローバル・ブレインは低迷後の回復期に備えて世界で展開できるスタートアップを先んじて見つける狙いがある。プログラムを通じて発掘した企業には事業展開での支援継続も検討する。

グローバル・ブレインはコーポレートベンチャーキャピタルの運営に携わっており、大企業とスタートアップとの協業の橋渡しも視野に入れる。米国や欧州など世界に10拠点展開しており、海外進出なども支援していく方針だ。

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