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神戸鋼の22年3月期、純利益72%増の400億円に上方修正

神戸製鋼所は5日、2022年3月期の連結純利益が前期比72%増の400億円になりそうだと発表した。従来予想を150億円上回る。鋼材需要の拡大などで鉄鋼事業の採算が改善し、新型コロナウイルス感染拡大前の19年3月期の359億円を上回る水準となる。鉄鋼大手は日本製鉄が過去最高益の見通しを出すなど、業績回復が鮮明になってきた。

売上高は19%増の2兆300億円、営業利益は2.6倍の800億円の見通し。それぞれ1600億円、250億円上方修正した。新型コロナの影響で鋼材需要が激減し、鋼材販売量が落ち込んでいたが持ち直している。足元は自動車や電機向けの回復で、主力の加古川製鉄所(兵庫県加古川市)はフル稼働の状態が続く。年間の鋼材販売量も5月発表の見通しから10万トン増え、550万トンに拡大する見込みだ。

鉄鉱石など原料の価格上昇に伴う在庫評価益の拡大も追い風となる。アルミ押し出し品や銅板の販売が好調な素形材事業が収益を押し上げる。

同日、水処理事業などを手掛ける上場子会社の神鋼環境ソリューションを株式交換により、11月1日付で完全子会社化すると発表した。神鋼環境ソリューション株1株に対し、神戸鋼株4.85株を割り当てる。9月30日開催予定の神鋼環境ソリューションの臨時株主総会での承認を経て、同社は10月28日付で上場廃止となる見込み。

同日発表した21年4~6月期の最終損益は189億円の黒字(前年同期は131億円の赤字)だった。売上高は24%増の4632億円。5月時点で未定としていた中間配当は10円とする。前年同期は無配だった。

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